テーブルクロスのシミや洋服の色落ちなど、リネンのお手入れに関するさまざまなご意見やご質問をたくさんいただきます。そこで、リネンのお手入れに役立つよう、トラブルシューティングを行い、よくいただくご質問を1つの場所にまとめました。
Q. リネンをドライクリーニングしました。洗ってやわらかく戻せますか?
A.リネン類はあらかじめ洗濯されていれば、それ以上縮むことはないので問題はないのですが、念のため低温で洗うことをおすすめします。柔らかさをより引き出したい場合は、柔軟剤もご使用ください。
Q. リネン製品を初めて使用する前に、なにかすることはありますか?
A.リネンを使用する前に、冷水と酢に浸すよう店頭で言われることがあります。これはリネンを柔らかくするためか、色落ちを防ぐためです。LinenMeのリネン製品はすべてプレウォッシュ済みなので、すでにとても柔らかく、色落ちの心配もありません。お届け後、すぐにそのままご使用いただけます。
Q. リネンのティータオルから糸くずが出るのはなぜですか?
A.織りが緩いほど糸くずの量が多くなるので、吸水性の高いティータオルに使われているような、織りのしっかりしたものを選ぶことをおすすめします。良質な生地であれば、数回洗濯することで糸くずの付着が少なくなります。
Q. リネンは縮みますか?
A.予洗いをしていない商品は、1回目の洗濯で縮む可能性があります。メーカーのお手入れ方法に従い、洗濯機と乾燥機の温度は低めのものをお選びください。良質のヨーロピアン・リネンは最初の洗濯で5%縮みます。標準よりもあまり質の良くないリネンはより縮む可能性があります。
Q. 毛玉ができないようにするにはどうしたらいいですか?
A.しっかりと織られたリネン生地を使い、毛玉を減らすために酵素入りの洗剤で洗ってください。毛玉を完全に防ぐことはできませんが、最小限に抑えることは可能です。
Q. リネン製品には柔軟仕上げ剤を使うべきですか?
A.リネンは洗濯するたびに自然と柔らかくなっていくので、柔軟剤を使うことは必須ではありません。柔軟剤の代わりに酢や、レモン汁を加えても同じ効果があります(ただし、レモン汁は色落ちに影響する可能性があります)。
Q. リネンが色あせるのはなぜですか?
A.色落ちはリネンが適切に処理されていない場合に起こります。信頼のおけるメーカーであれば、染料は確実に定着しています。もし最初の洗濯で色落ちが起こっても、その後軽減していきますが、優しい洗剤を使い、低温で洗うことをおすすめします。
Q. リネンについたよごれを落とすには?
A.こちらの記事でまとめています。ぜひご覧ください。
Q. リネンに漂白剤は使えますか?
A.白いリネン製品には漂白剤を使っても問題ありませんが、色た柄物のリネン生地には使用しないでください。お手入れ方法をよく読み、古いリネンやヴィンテージのリネンにも漂白剤を使わないようにしましょう。
Q. 臭いの気になるヴィンテージ・リネンは洗えますか?
A.お手入れ方法が書かれていない場合は、まず小さな面積を冷水で手洗いしてみてください。リネンに問題がなさそうであれば、洗濯機のおしゃれ着洗いかデリケートモードで洗濯し、柔軟剤を加えると心地よい香りになります。
Q. リネン生地は縫製前に予洗いしたほうがいいですか?
リネンは初めて洗うときに縮むので、その生地で縫製する場合、サイズ合わせが難しくなるため、予洗いすることをおすすめします。一度洗ったリネンは、きちんと洗えば縮むことはありません。
Q.リネンの染み抜きはどうすれば良いですか?
A.リネン生地のシミ抜きについては、こちらの記事をご覧ください。
Q. リネンテーブルクロスのアイロンのかけ方は?
A.LinenMeはリネン生地の自然なシワや折り目が大好きです。まだ湿っているうちに、鞭を打つようにパンパンとよく振ってから、衣類の場合は裏返しにしてタオルの上に置き、できるだけ低温でアイロンをかけてください。
リネン製品を美しく保ち、良い状態で使うために必要な情報は、このトラブルシューティングですべてご理解いただけたでしょうか。大切なのは、信頼できるメーカーと良質のリネンを選ぶこと。最初は高価でも、安価で低品質の生地よりはるかに長持ちし、買い替えの必要もありません。これは持続可能性にとっても素晴らしいことです。また、お手入れも少なくて済むので、その分、他のことに時間を割くことができます。